Ｊａｐａｎｏｌｏｇｙ　Ｐｌｕｓ「日本人と木（文化）」 [ＢＳ１] 2019年3月12日(火) 午前3:30～午前4:00(30分) 日本人は木との長い関わりの中で独特な美意識を育んできた。それは塗装等をすることなく素材の特徴を生かす「素木」の文化。素木を手掛かりに日本人と木との関係をひも解く。  　日本では、ひと昔前まで建物や生活用具などあらゆるものが木で作られ、多くの職人たちが腕を磨いてきた。そのため、木に対する独特な美意識が育まれてきた。それは「素木の文化」。表面を磨き、塗装せずに使うことで、木が本来持っている美しさや温もりを引き出し、味わう心だ。神戸にある日本唯一の大工道具の博物館を訪ね、ピーター・バラカンと共に、日本人がどのように木と向き合ってきたかを探っていく。