JNNドキュメント「大井川とリニア新幹線~国家プロジェクトに揺れる“命の水”~」 :: Nyaa ISS

JNNドキュメント「大井川とリニア新幹線~国家プロジェクトに揺れる“命の水”~」

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2020-09-22 18:16 UTC
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JNNドキュメント「大井川とリニア新幹線~国家プロジェクトに揺れる“命の水”~」 TBS 2020年08月04日(火) 午後11:00~午後12:00(60分) リニア工事をめぐって静岡県とJR東海が真っ向から対立している。2017年に知事が「デメリットしかない」と批判して以降、対話を繰り返すが、その出口は見えない。工事によってトンネルに水が湧き出し、大井川の水が最大で「毎秒2トン」失うかもしれないというJR東海の予測が最大のネックだ。 JR東海はいくつかの環境対策を示したものの、静岡県や専門家、流域自治体の不信感を払しょくできていない。特に「工事中にトンネルに湧き出した水が県外に流出し、大井川に戻せない懸念」と、「トンネル工事が南アルプスの水脈を切り、下流域の地下水が減少する恐れ」の2つに県側が神経をとがらせ、こう着状態が続いている。 トンネル工事による水枯れは他の地域でもあるが、大井川の場合はあまりにも影響が大きい。流域には60万人以上が暮らし、大井川の水を飲み水に、茶畑や水田を潤す農業用水に、湧き上がる地下水を水産業にも活用している。静岡県外の沿線自治体からは厳しい目を向けられるが、静岡県、流域の市町が大井川の水を守ろうとする姿勢は変わらない。ダム建設で水を失った過去の苦い経験も、その反対をより強いものにしている。 事業を認可した国交省がついに問題に乗り出し、今年4月から有識者会議をスタートさせた。専門家からはJR東海の水環境に対する姿勢に厳しい注文が付く。静岡県や大井川流域の市町は改めてJR東海に何を求めていくのか。「命の水」をめぐるこれまでの経緯と対立を整理しながら、リニア問題の現状を描く。

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